2016年12月31日土曜日

大晦日

 早いもので大晦日。
 今年も多くの畳を作ってきました。
 すべてが人のつながりでいただいている仕事でした。「鶴岡畳店に依頼いただいている畳は全て私が携われる。」小さな店のメリットだと思っています。
 お客様に感謝申し上げます。
 同時に支えていただいた私の親方、おかみさん、妻、仕入先の問屋様ありがとうございました。
 まだまだ勉強不足で日々勉強の日々が続いてますが、「気づいた善は必ず実行する。」ということは出来たのではないかと思います。
 畳離れ、日本離れが進む社会にどう対応していくか。熊本のいぐさ農家は10前の半分の500軒を切ってしまっています。が、最近では外国人をおもてなしするのに和室が見直されているそうです。有名なホテルが和室を増築したり、洋間に薄畳を敷いて団欒するご家庭も増えているそうです。4年後には東京オリンピック開催されますが、畳業界も活気が出てくるでしょう。
小さなことですが来年も「ミニ川越」に出展して子供たちに畳に触れる機会を設けたいと思います。
今年もお世話になりました。






2016年12月28日水曜日

東松山市

材木町のデザイナーズ住宅の畳を施工させていただきました。
半畳縁無し物です。

 薄畳1寸厚。
手前から奥にかけて7寸詰っていたので採寸時、錯覚を起こして間違わないように注意しました。
奥の障子がにじり口になっていて茶室としても使用できます。左官仕事が資された壁も良い風合いでした。間接照明もしゃれてますね。
国産目積表使用。香りもよく喜んでいただけると思います。
ありがとうございました。



川越市今福

明見院様の大広間。畳表替えをさせていただきました。
12年前に裏返しをしたそうです。
国産のしっかりしたわら床が敷きこんであり、運搬に苦労しました。
また、少し寸法があまく隙間がかなりありました。すべての畳の寸法を採寸しなおして施工しました。

 廊下部分は40ミリ厚の薄畳でした。「歩くと滑って畳が動き気味」ということでしたので滑り止めテープを裏面に張っておきました。
畳表は熊本産ひのはるか一番毛を使用しました。しっかりと実の詰まった草ですので丈夫です。
ありがとうございました。

2016年12月21日水曜日

川越市旭町

個人宅の畳表替えをさせていただきました。
今回が4回目定期的にご依頼いただいております。
 テレビのある居間です。
増築部分があってたたみの敷き方が変わっています。
熊本産夕凪といういぐさを使用しました。この品種は草が太く丈夫です。
こちらはベッドあり6畳間。
ベッドの移動に苦労しましたが、お施主様にも手伝っていただきなんとか施工できました。
熊本産ひのはるかを使用しました。
数十年前よりご依頼いただいています。
御贔屓いただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

2016年12月17日土曜日

川越市菅原町

個人宅の畳表替えをさせたいただきました。
10年ぶりの表替え。再びご依頼いただきました。

 熊本産ひのはるか綿2本芯3番毛を使用しました。
ダイケン床と相性が良く、素直でなじみがいい畳表です。
床下収納庫があり、真ん中の畳を上げるように極力寸法を小さく甘めに作りました。
ありがとうございます。

2016年12月12日月曜日

狭山市

個人宅の表替えをさせていただきました。
 6畳間に切り掛けが3つありました。ここは端っこのきりかけ2つ
 ここはたたみのど真ん中に1つ
今回は広島産の備後表特選品を使用してみました。
草は熊本のものですが加工が伝統ある備後表の産地広島のものです。
いろいろ品種がありますが在来種のこの表は地が厚く、しわが出ないようにするのに気をつけて加工しました。在来種は長持ちすると思います。
間続きでしたが1日一部屋づつ仕上げさせていただきありがとうございました。

年末仕事多くのお客様にご依頼いただきありがとうございます。

なにかと忙しく、日も短く、気ばかりあせってしまいますがゆっくりと施工するよう心がけています。
畳替えご依頼いただければうれしく思います。よろしくです!