雅楽奏者の友人に笛の話を聞きました。
ジャンルが違う笛の話を聞くとおもしろいです。
昨年2月にウエスタ川越で雅楽の解説付きの公演があり伺いました。
そのとき誘っていただいたのが友人です。
風格、スケールの大きさに感動し、また機会があれば聞いてみたいです。
感想。
上から高麗笛、龍笛 私の能管、私の篠笛です。
高麗笛6穴。は先生から受け継いだものということでした。木肌の部分がなんとも時代を感じさせます。美しい風格ある高麗笛です。
龍笛は八割ではなく丸管ということでした。以前吹いていただきましたが祭り囃子と違いヒュルヒュル装飾音が無く澄んだ音色。遠くまできれいな音で聞こえる印象でした。指の使い方もすごくストレートでシンプルでした。
下は祭囃子で使う5本半調子篠笛ですが他の笛と比べて長い。ということは息が必要なんでしょうか。竹に穴開けただけのものですからですね。比べてみると結構な長さですね。
しっかりと修理するところがないということも話しておられました。修復は作るより知識が要るもなのかもしれません。畳も同じことが言えますね。昭和初期の畳を修復したことがありますが新しく作ったほうが手間がかからないと思いました。
正座ではなくあぐらで演奏するそうです。
足がしびれるとかは無い感じでしたが腰が痛くなってしまうのではないかと心配になりました。
もっと笛について勉強したいですね。