2021年1月31日日曜日

洋室から茶室へ

 フローリングのお部屋から和室。お茶室への畳工事を施工させていただきました。

お部屋の大きさは江戸間寸法でぎりぎり納まりました。
畳の寸法割り付けに悩みました。炉の接する2畳の距離は変えられないのでここを基準にしました。

大きな柱の切込みが一か所
洋室ベースなのでこのような切込みが4か所あります。
1寸1分の切込みなのでそれぞれ畳縁を付けます。
炉縁を収めた状態。一尺4寸の炉より5厘大きめに仕上がるよう切り込みます。
余裕を持たせないと入れ替えがキツくて苦労します。

夏のお手前は畳を取って板の間で行うようです。

畳縁は黒純綿、畳表は熊本産ひのはるか1番毛。
畳の厚みは30ミリです。