昨日まで作成して落ち着かせていた畳を敷き込みました。
高級マンションの一室を和の風を吹かせてほしい。
というお題を与えられて試行錯誤。
ダイケン和紙表 清流の銀鼠色のものを使ってシックなお部屋に仕上がりました。
12ミリという厚さに激戦を挑みました。
糸では縫うことができず、タッカー、テープ中心の仕上げとなりました。
表も厚くて強く、なかなか寸法に折り曲げることができませんでした。
そこで、新たにスチーム噴射機を導入してやわらかくしてからの加工となりました。
和紙の畳表は80℃以上に熱するとくにゃくにゃにやわらかくなって加工しやすくなります。
床と表の寸法の関係と、収まりもやってみなくてはわかりません。
貴重なデータを得られました。
できないと断ってしまわずにチャレンジする。
なかなか良く仕上がってます。
が、少し敷いておくと落ち着いてきます。
来週もう一回具合を見に行ってきます。
良い経験をしました。ありがとうございます。